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大豆畑トラスト夏まつり
雨模様の中、8月1~2日に黒川の東座で今年の「トラスト夏まつり」が開催されました。こんな天気でしたが、生産者を含めて50名近くの参加がありました。
皆さんが集まり始めたころは、雨もかなり強く降って「アマゴつかみ」と「そうめん流し」は早々に中止を決定。
東座の裏を流れる黒川も、これまで見たこともない濁流に。
それでも、そうめん(ひやむぎ)を茹でたり味ごはん、豆ごはんを炊くころには、
何とか雨も小やみになり、みんなで楽しく夕食をとりました。
アマゴを焼き、野菜と安心豚の鉄板焼きは例年通り。
食後は中へ入っての交流会。
まず各生産者が、大豆畑の様子を話しました。
みんな、長雨で苦労している様子がよくわかります。
そして、会員の大沼淳一さんから「生物多様性とは何だろう」というお話があり、
生産者が、田畑と生き物のつながりについて発言しました。
参加者も興味津々。
いま世界で、1年に約4万種の生物が絶滅しつつあること、それは棲息場所が破壊
されることから起きていること、「生物多様性条約」をアメリカが批准していない
ことなどわかりやすく話していただきました。
私たちトラスト生産者は、作物と多様な生き物たちがともに育つ田畑作りとおして、
里地・里山の自然生態系を守り、美しい風景をうみだす百姓仕事をこれからもがんばります。
翌朝は、掃除と片付けの後、恒例の自分で包む朴葉ずしと味噌汁や漬物の食事です。
朝から食が進むことといったら・・・
小雨の中、畑の見学で豆の育ち具合を確かめました。
参加された皆さん、雨の中をありがとうございました。